雪害からアンテナを守る

札幌のアンテナ工事業者

雪街対策について

北海道など豪雪地帯では雪による被害を防ぐための対策を行う必要がありその方法として下記の2通りがあります。雪の影響は単にアンテナへ雪が積もるだけでなく湿った雪の付着や凍結や落雪の衝撃や金具のゆるみや配線への負担として現れることがあります。そのため地デジアンテナでもBSやCSアンテナでも雪国では受信レベルだけでなく設置位置と固定方法と点検しやすさまで含めて考えることが重要です。見た目に異常が少なくても冬の間だけ映像が乱れる場合は設備側へ負担がかかっていることがあり早めに傾向を知っておくと大きな故障を避けやすくなります。

降雪 : 積雪に強いアンテナを設置する
雪害の主な原因は積もった雪の加重で発生するため雪害対策としてアンテナに加わる加重に耐えられるようなアンテナを装着させる必要があります。雪が軽い日でも降り続くことで負担は少しずつ増えますし湿った雪が付着すると見た目以上に重みが増して支柱や金具へ負荷が集中することがあります。受信面に雪が残るだけでなく支柱のしなりや固定部のずれにつながる場合もあるため豪雪地帯では本体の形状と耐久性を最初から考えて選ぶことが大切です。
例えば八木式アンテナでは本体を支える支柱を太くしたり固定金具を強化することや素子の部分を短くするなどの工夫をしているアンテナが「雪害対策型」として市販されています。またヒーターを内蔵しているアンテナも市販されています。積雪や凍結状態をセンサーが感知することでヒーターが自動稼働して付着した雪を溶かし受信面がふさがることを防ぐ仕組みです。こうした機種は冬の受信低下を抑えやすい反面で本体価格や電源確保の面を考える必要があります。ただし家庭で購入するには高額でコスト負担が懸念されます。八木式アンテナでなく軒下などに設置できる平面アンテナを設置することでも雪害対策になります。平面アンテナは外壁や軒下へ収めやすく屋根上より雪や風の直撃を受けにくい条件を作りやすいため受信環境が合えば豪雪地帯でも検討しやすい方式です。

積雪 : 積雪被害を受けないようにアンテナを設置をする
八木式アンテナでも降雪や積雪の被害を受けないようにアンテナ工事をすることが可能な場合があります。例えば隣家との距離を計測して雪の被害を受けにくい場所に設置する方法です。屋根から落ちる雪の通り道を避けたり吹きだまりになりやすい位置を避けたりすることで受信設備への負担を減らせる場合があります。しかし降雪予測が困難でアンテナ工事業者による工事が必要となります。冬の風向きや落雪の向きは敷地ごとに差があるため見た目だけで安全そうに見える位置でも実際には雪や氷の影響を受けやすいことがあります。
電波受信に問題がなければ屋根裏での設置も可能で空き部屋を利用してアンテナ専用の部屋にすることができれば雪害を防ぐ対策ができますが電波受信方向にもよりますが現場調査で受信レベルの調査が必要になります。屋根裏設置は雪や風の直撃を避けやすい反面で建材や断熱材によって電波が弱くなる場合があり地デジでは受信できてもBSやCSでは別の方法が必要になることもあります。受信レベルに余裕が少ない状態で屋根裏へ設置すると冬以外でもチャンネルごとの差が出やすくなるため測定結果を見ながら判断することが大切です。
そのほかアンテナに撥水塗料を塗る工事を行うことで水滴を付着しにくくする対策もできます。これによって雪が溶けた後のサビの防止になりますが豪雪地帯では不向きとなります。撥水対策は補助的な考え方として役立つことがありますが大量の積雪や凍結そのものを防ぐ方法ではないため設置位置や本体形状の見直しを優先した方が実用的な場合が多くなります。

上記対策をする知識や経験あるいはアイデアを駆使することで雪害対策が可能です。アンテナの雪害が心配な方はアンテナ工事業者かアンテナ工事店にご相談下さい。相談する目安としては雪が降るたびに映像が乱れる時や雪解け後も受信レベルが戻らない時やアンテナの傾きや配線のたるみが見える時が挙げられます。自分で触れられる範囲はテレビ側の配線確認や受信画面の確認までにとどめ高所での除雪や角度調整は無理をしない方が安全です。

一連の流れ

豪雪地帯のアンテナ設置対策

豪雪地帯では積雪によってアンテナの感度が低下することがあります。そのためアンテナ設置時には以下のような対策が必要です。雪国では一時的に映るかどうかだけでなく悪天候時でも受信に余裕が残るかを見ることが大切です。晴れた日だけ問題がない設備は冬本番で不安定になりやすいため設置時から余裕を見込んだ考え方が役立ちます。

アンテナの高さを上げる
アンテナを高い位置に設置することで積雪の影響を受けにくくなります。ただし強風や地震などの自然災害には注意が必要です。高くすることで地表付近の吹きだまりや落雪の影響を避けやすくなる一方で風圧の影響は強くなりやすく固定方法が不十分だと冬以外の季節にずれやすくなる場合があります。設置後に風の強い日だけブロックノイズが出る時や台風後から数値が下がった時は高さによる利点だけでなく支柱や金具への負担も確認した方が安心です。
屋根からアンテナを出す
アンテナを屋根から出すことで積雪の影響を受けにくくなります。ただし建物の構造や屋根の強度などについても考慮が必要です。受信方向が開けやすい利点はありますが豪雪地帯では屋根から滑り落ちる雪や氷の直撃を受ける位置ではかえって不利になることがあります。屋根上へ出す方法が向くかどうかは屋根形状や勾配や周辺建物との距離によって変わるため見た目で判断せず現場ごとに確認することが大切です。
防雪カバーの使用
アンテナに防雪カバーを使用することで積雪の影響を受けにくくなります。ただしカバーを使用する場合には風通しや耐久性などにも注意が必要です。雪の付着を抑える助けになる場合がありますが形状や材質が合わないと受信面へ別の影響を与えることもあります。強風を受けやすい地域ではカバー自体が負担になることもあるため本体と地域条件の相性を見て選ぶ必要があります。
定期的な除雪
アンテナ周辺の積雪を定期的に除雪することでアンテナの感度を維持できます。ただし安全に注意しながら作業を行う必要があります。地上から安全に届く範囲なら周辺の雪を減らすことが役立つこともありますが屋根上や高所の設備へ無理に近づくと転落事故につながります。アンテナ本体へ固く付いた雪や氷を棒などで落とそうとすると角度ずれや破損を招くことがあるため無理な作業は避けた方が安全です。

上記のような対策を行うことで豪雪地帯でもアンテナの感度を維持することができます。ただしアンテナの設置や対策には専門知識と技術が必要なため業者に相談することをおすすめします。相談時にはいつから乱れるかや雪の日だけなのか雪解け後も続くのかを伝えると原因の切り分けに役立ちます。テレビの受信画面に出るアンテナレベルの変動や映像が止まる時間帯を記録しておくと点検時の手がかりになります。

推奨されるアンテナ形状
アンテナ形状は地域や設置場所によって異なりますが一般的にはロッドアンテナやボウタイアンテナが推奨されます。これらのアンテナは周囲の障害物に影響を受けにくく信号受信の安定性が高いとされています。ただし豪雪地帯では雪の積もりやすい形状のアンテナを選ぶことが重要です。また設置場所や高さや方向なども適切に調整することで良い受信環境を実現できます。実際の現場では形状だけで決まるわけではなく雪の付きにくさと固定のしやすさと点検のしやすさを合わせて考える必要があります。地デジで十分な電波がある場所なら平面アンテナが向く場合もありますし受信余裕が必要な場所では耐雪仕様の八木式が向く場合もあります。BSやCSでは皿面への着雪やコンバーター付近の凍結が起こりやすいため地デジと同じ考え方だけで決めないことも大切です。

雪で受信レベルが減衰する理由

冬場に映像が乱れたり突然受信レベルが下がる時は雪が電波の通り道やアンテナ本体に影響している可能性があります。雪の影響はただ積もるだけではなく降り方や雪質や気温によって大きく変わり乾いた粉雪では症状が軽くても湿った雪やみぞれでは急に映らなくなることがあります。とくにBSやCSのように周波数が高い電波は雪や水分の影響を受けやすく一時的なレベル低下でも画面停止やブロックノイズが起こりやすいため悪天候の時だけ不調になる場合でも受信設備の状態を軽く見ないことが大切です。地デジでも雪の反射や付着や固定部のずれによって品質が悪化することがあり見た目には映っていても余裕が少なくなっている場合があります。症状の出方を知っておくと一時的な天候の問題なのか設備の劣化やずれが重なっているのかを見分けやすくなります。

雪による信号の反射と散乱
雪が空中を舞っている時や屋根や周辺物に積もっている時は電波がまっすぐ届きにくくなり途中で反射したり散らばったりして受信機へ届く信号が弱くなることがあります。とくに湿った雪や表面が凍った雪は電波を跳ね返しやすく本来の信号に余分な反射波が重なることで受信品質が乱れます。その結果として受信レベルの数値が下がるだけでなく映像が細かく崩れる。音が途切れる。特定の時間だけ不安定になるといった症状が出ます。見分ける際は雪が強く降る時だけ悪化するのか屋根に雪が残っている間も続くのかを確認すると判断しやすく天候回復後に元へ戻るなら反射や散乱の影響が強いと考えられます。初期対応としてはテレビやレコーダーの配線を触る前に天候との関係を見て急いで設定変更を繰り返さないことが大切で症状の出る時間帯を控えておくと業者へ伝える情報として役立ちます。雪がやんだ後も数値の乱れが続く時はアンテナの向きや固定状態がずれている可能性もあるため一時的な天候不良だけと決めつけない方が安心です。
雪による信号の吸収
雪には電波の一部を通しにくくする性質があり中でも水分を多く含んだ重い雪は電波を吸収しやすいため受信レベルを下げる原因になります。アンテナと電波塔や衛星の間に雪の層が厚くできるとその分だけ信号の力が弱まり平常時には十分な余裕がある設備でも限界を下回ることがあります。こうした症状は降雪量が多い日や雪が雨に近い状態の日に起こりやすく画面表示では受信できませんと出たり映ったり止まったりを繰り返すことがあります。吸収による低下はアンテナ本体が壊れていなくても起こるため機器故障と誤解しやすい点に注意が必要です。屋外の状況を見て湿った雪が長く続いている時は無理に再設定せず天候の回復を待ちながら他のチャンネルでも同じ症状が出るかを確認すると切り分けに役立ちます。回復後も受信レベルが戻らない時はアンテナの向きのずれや接続部への水分侵入が重なっている可能性もあります。BSやCSでこの傾向が強く出る時は皿面だけでなくコンバーター周辺の状態も確認対象になりますが高所では無理に触れないことが大切です。
雪の付着によるアンテナの遮蔽
アンテナの受信面に雪が張り付くと電波を受ける面がふさがれた状態になり受信強度が大きく低下します。BSやCSアンテナでは皿の部分やコンバーター付近に雪が付着すると影響が出やすく地デジアンテナでも素子の間に雪が詰まると受信状態が不安定になります。降雪直後だけでなく昼間に少し溶けた雪が夜に再凍結して固まり翌朝に急に映らなくなることもあるため雪が止んだ後も安心できません。見分け方としては受信レベル低下が急でありアンテナに目で見える雪の付着がある時や晴れても改善しない時に疑いやすくなります。初期対応では安全が最優先であり高所にあるアンテナを無理に触らないことが重要です。地上から確認できる範囲で雪の付き方を見て危険がない場所なら自然に落ちるのを待つ判断も必要で脚立を使った無理な除雪は転落事故につながります。雪の付着が繰り返される地域では設置位置や機種の見直しが相談の目安になります。毎年同じ面にだけ雪が残りやすい場合は風向きや屋根からの吹き込みが関わっていることがあるため単純な掃除だけで済ませず設置条件から見直す考え方が役立ちます。
雪によるアンテナの変形
大量の雪が長時間載るとアンテナ本体や取付金具に負担がかかり形がわずかに変わったり向きがずれたりして受信特性が低下することがあります。見た目では大きな破損がなくても皿の角度や支柱の傾きが少し変わるだけで衛星方向から外れてしまい受信レベルが戻らない原因になります。古くなった金具やさびが進んだ固定部では雪の重みに耐えにくく雪下ろしや落雪の衝撃でずれが大きくなることもあります。症状の特徴としては雪が解けた後も映りが悪い状態が続くことや以前よりも少しの雨や雪で乱れやすくなることが挙げられます。この段階では一時的な天候不良ではなく設備側の狂いが疑われるため自分で力を加えて戻そうとせず角度測定や固定部点検ができるアンテナ業者へ相談するのが適切です。放置すると金具の緩みが進み次の降雪や強風で完全に受信不能になる恐れもあります。外から見て支柱が傾いている時や壁面金具に浮きが見える時や配線が引っ張られている時は早めの点検が安全につながります。

このように雪による受信レベルの減衰は電波の反射や散乱だけでなく吸収や付着や荷重による変形が重なって起こることがあり症状も一つではありません。対策としては雪の付きにくい位置への設置を検討することや雪を受けにくい機種を選ぶことや必要に応じてヒーターや保護部材を使う方法がありますが地域の気候や建物条件に合っていないと十分な効果が出ないことがあります。初期対応ではテレビ側の配線や受信設定を確認しつつ天候との関係を見て記録を残すことが大切です。そのうえで雪が止んでも改善しない時。毎年同じ時期に繰り返す時。アンテナの傾きや雪の付着が目で分かる時は点検の目安になります。豪雪地域では一般的な設備では余裕が足りない場合もあるため地域事情に合ったアンテナや受信設備について業者へ相談すると原因の切り分けと再発防止につながります。冬の不具合は一時的に回復することも多いため様子見で過ごしてしまいやすいですが症状が出た時の天候と時間帯とチャンネルの状態を控えておくと判断がしやすくなります。高所作業や雪下ろしと同時にアンテナへ触れる行為は危険が大きいため無理を避けて安全を優先することが重要です。